ビジネスは社会起業。従業員満足度があがるビジネスモデルを考えろ

エコや社会起業に人が反応するのは、生活水準がある程度満たされると何かのためになりたい気持ちが生まれてくるからなんだろう。人は弱いので自己満足だけでは足りず、人に評価されて安心する傾向がある。だから、誰にとってもいいことをしている自分でいたいのかもしれない。

社会起業というものにいろいろ触れてみた結果、社会起業家というジャンルは存在しないというのが僕の結論。ビジネスかボランティアの2択。ビジネスには社会起業的な要素はないと長続きしない。他の人を満足させなくて走り続けることはできないから。だから、社会起業家という特別枠を設ける必要はないと思う。

NPOでスモールビジネスするのも、ユニクロがアジアに工場を作って現地に雇用を生ませるのもそれぞれ意味がある。だからどっちでもいいんです。要はビジネスモデルと思います。

そのビジネスモデルが従業員が納得して満足できるもの、誇りを持てるものであれば、それは社会に意味があることだと思う。

それをウェブで体現したい。つまり、ウェブを使った意味あることを考えるのがミッションです。それは僕のミッションでもあると同時にウェブ業界にいる人たち全員のミッションです。

フェアトレードは成り立たない。すべてのビジネスは社会貢献要素があるのが普通。裸でも生きるのレビュー

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)


「バングラディッシュ発のブランドを創る」ことを実現させるべく奮闘する女性社長・山口絵理子さんの自伝エッセイ。すごい人だな。と思った。行動力が半端ない。
彼女の会社はマザーハウスといい、バングラディッシュでかばんを作って、フェアトレードしている。

先週の日曜日、慶応大学の社会起業家のイベントに参加した。10社ぐらい来てた。
そのイベントで、僕は前から2列目の席に座っていた。後で気づいたのだが、前のほうは関係者用の席だった。
だから回りは関係者かスピーカーの人ばかりで、僕の前にはネパールで生産した服をフェアトレードしてるネパリ・バザーロという団体の人が座っていた。なので、ここぞとばかりフェアトレードについていろいろ聞いた。

この本で書かれているマザーハウスという会社もフェアトレードの会社だ。しかし、フェアトレードとはアピールはされていない。フェアトレードって自ら呼んでいるようではダメなんだなと思う。

普通にその商品がお店においてるだけで売れる商品を作らないと続かない。
フェアトレードというキャッチで売ると短期的には売れるかもしれないけど続かない。つまり、やはり商品力。

とは言っても、ブランドを作るのは容易でない。ましてやアジアの国々で。

そんなことは分かっていたが、この本を読んでその大変さを痛感した。彼女はアジア最貧国のバングラディッシュでそのチャレンジをしていて、国内の店舗で販売している。
どんなお店か気になったから本店の入谷に行ってみた。カバンは僕の好みとは違ったので、買ってないけど、お店を見てて楽しかった。

店内に、ダイヤモンド社の「みずものがたり」という本が置かれていたのは笑った。昔にちょっと関係したプロジェクトだ。
「エコロジーとエコノミーの共存」--Think the Earthプロジェクトの1つとして使われてるようだ。

活動的な人を見るとがんばろうという気持ちになる。先日読んだマイクロソフトを辞めて社会起業家になったジョン・ウッドさんはビジネスマンらしい部分がとても参考になった。
今回の山口絵理子さんはすぐ実行する行動力の積み重ねがすばらしい。これもよい本でした。
Tシャツ作りももう少し研究したいものだ。引き続きインプットします。

IT系イベントやセミナーを平日しかやらないデメリット

行きたいイベントが多数ある。しかし平日ばかり。なぜ平日しかしないんだろう?
IT系で働く人は労働時間が流動的なケースが多い。そして夜が遅い。

IT系がターゲットのイベントであれば、休日にやったほうが絶対に人は集まるはず。訴求ターゲットに対するマーケティングが間違ってる気がします。非常にもったいない。

ウェブをもっと生かせないか?社会起業支援サミット2009 in 神奈川に参加してみた。

先週末に社会起業支援サミット2009 in 神奈川に参加した。ビジネスモデル視察。

企業にはそもそも社会貢献の要素がある。「働く」とは「傍」にいる人を「楽」にすることとよく聞く。確かに、そういう要素がなければ続かない。

しかし今、社会起業という言葉があふれているのは、自分本位なビジネスが多いというイメージが世間にあるからだと思う。

このイベントは学生が中心となって進めてて
市民が「社会起業家」と協働するチャンスを作るイベントだそうです。

僕は慶応大学に行って、神奈川県にある10社ぐらいの組織説明を聞いた。

社会起業というよく分からない言葉を人々に意識させる。そのミッションは達成したと思う。しかし、協働するチャンスはできてないように思う。

というのも、どうコミットしていいのか分からないのです。

人的支援が必要なのか、お金がほしいのか。お金を渡せば、それがどういう形で帰ってくるのか。たとえば、こういう形で報告しますとか。

団体としてのコミットメントがまったくなくて、組織紹介してるだけ。
だから、こんなことやってるんだあ。で終わってしまった。面白かったけど、4時間30は長くて疲れた。だから懇親会は不参加。

運営はなりたってなさそうな団体がほとんどでした。スピーカーの粒も違った。
僕は生活するためにビジネスとして見に行ったので、ボランティア要素が強すぎるとコミットできない。
ついつい投資対効果を考える。
時間やお金を投資すると、その効果が知りたくなるのは当然で。それはもしかすると社会貢献しているという満足感かもしれない。また、その投資のおかげでこうなったよ。という嬉しい報告かもしれないし、何にも変えがたい貴重な経験かもしれない。

たくさんのボランティア団体がある中で、自分たちを支援してもらうには、それなりのプレゼン能力が必要だ。

少ない時間の労働力提供なら、コミットできるかもしれない。それが分からなかったので、求めていることをもっと明確に話してくれたらいいのに、と残念に思った。

その中でいくつか興味持った団体とは名刺交換をした。ウェブサイトがない組織もある。そういうのをちょっとお手伝いできたらな。と考え中。

東京や埼玉はこれからなので、興味ある方は入ってみては?

スピーカーは各都道府県の人。だから、東京や埼玉の場合は、ぜんぜん違う人がでる。

以下、神奈川で話していた人の一部

ユナイテッドピープル株式会社
ゲスト出演の人。ちょっと話を聞きたかったが、最後に見つからなかったので断念
http://www.unitedpeople.jp/

特定非営利活動法人オープンソースソフトウェア・シティ
日本で購入されるパソコンが年間1000万台。日本で破棄されるパソコンが年間1000万台。破棄されるパソコンを安く買い取って、オープンソースをインストールして、安く売るビジネスモデル。パソコンの再利用。不要なパソコンがあればこの団体に売ってあげてください。
http://www.oss-city.or.jp/

ネパリ・バザーロ
ネパール産衣服のフェアトレード。たまたま僕の前に座っていたので雑談タイムにいろいろ聞いた。現地での品質をあげるために、10年かかったと言ってた。ネットより通販のほうが売れているらしい。
http://www.nbazaro.org/indexj.htm

ベイ・ウィンド環境ヨコハマ推進協会
横浜ベロタクシー。なんか聞いたことあるビジネスモデルだな。と思ってセミナー中にポッドキャストを一緒にやってる田中さんにメールしたら、彼の友達だった。
声をかけたら、アリガチリスナーだった。そして、そのとき僕はアリガチTシャツを着てた。笑。世間は狭い。
http://www.velotaxi-yokohama.jp/

湘南サドベリースクール
教えない教育方針サドベリースクール。調べたら日本は4箇所。西宮にもあった。人は潜在的に学びたいという気持ちがある。だからこの学校では授業はない。ずっと休み時間。学びたければ子供は勝手に学ぶ、というポリシー。
一理あるが、実際どうなのだろう。
http://shonan-sudbury.org/

継続の価値。継続すると努力に対する成果がなんとなく予想できる。

先週、今週の朝に皇居を走ってみた。暑いから5Kmしか走らないが、この距離は余裕になっている。5Kmで30分はこれぐらいのペースだと身体が知ってる。これがフルマラソンで4時間30分ぐらいのペース。

1年前とは違う。5Kmがどんなものがもう知ってる。

何かを継続してやりとげると、どの程度継続すればどの程度のことが達成できるかがなんとなく分かる今のままだと、去年と同じ。

これが何かを体験することの価値であり、継続することの強みだ。継続しないと分からない。

お問合せフォームの重要性 - JSを使った便利なフォームを考える

ウェブサイトを作っているとフォームの制作が雑なことが多い。ほとんどのウェブサイトにおいてフォームはゴールの1つなのに、いつも作業プライオリティが低い。コンバージョン計測もしてないケースも多い。

これは昔からずっと疑問。

フォームに力を注ぎたいが、そこに予算が計上されない。みんなの興味も薄い。

なんでか?と考えると、AjaxなどのJSの担当が微妙だからだと思う。システム屋さん担当なのか?デザイナーさんがやるべきか?

デザイナーさんはユーザービリティにこだわりたいが、JSは詳しくない。システム屋さんはバックエンド開発はするけど、JSはそれほど詳しくないことがある。ユーザビリティ向上のための開発というのが微妙なタスクなのだ。

だから、テンプレート流し込みで終わっちゃうんだと思う。

フォームを使って便利にしたいな。と思う気持ちが前々からあったので、自分で作ることにした。別に大したことじゃない。既存のライブラリーを使うだけ。

最初は、AjaxMailをベースにしようと思ったけど、phpのソースがあんまり汎用的でなかったから使うのやめた。

そして、必要な要素を考えた。まずは入力チェック。jQuery.validation.jsが便利そうだ。

あとは、住所検索。これはマスト。AjaxZip 2.0。サクッと入った。XMLデータのメンテナンスは必要とはいえ、導入は簡単だ。これを開発会社に頼むといくらなんだろう?

カタカナ自動入力もほしい。autoRubyがメジャーそうだが、1画面に1つしか設置できない。複数フィールド対応を探したらautoKanaが出てきた。

てな感じでやってたら、autoKanaとvalidationの共存がうまくいかない。バッティングしてるのか?昔はalertでコツコツとデバッグしてたけど、こうライブラリが利用するようになるとどうやってデバッグしたらいいのか分からん。

niceformもサクッとはいかない。残念。

あと、作ってたら気になったのが、入力確認画面って必要なのか?ってこと。ユーザーにとってワンアクション増えるし、サイト運営側からすると、確認画面での離脱者の可能性がある。ユーザーが確認するためにはあったほうがいいけど、デメリットを考えるといらないような気がしてくる。どうなんだろう。

ただ、個人情報入れる際は、個人情報保護法的に確認画面が必要とどこかで見た記憶もある。

てな感じで、1人で悩みながらあるサイトのフォームを公開してみた。modxのサイトに入れてみた。これからブラッシュアップしていこ。

社会起業家を考える - マイクロソフトでは出会えなかった天職のレビュー

マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった

マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった

社会起業家のところに並んでいたので読んでみた。3回ぐらい泣いた。働くことを考える人には、是非読んでもらいたい本。

マイクロソフトの重役だった主人公ジョン・ウッドが休暇をとってネパールのトレッキングに参加。そこで、ネパールの厳しい現実を目の当たりにする。たまたま立ち寄った地元の学校では、どう見ても定員35人の教室に70人の生徒たち。案内された図書館には、わずか数冊の本しかない。

彼はマイクロソフトを辞めて、社会起業家になった。途上国の教育機会を支援する組織「ルーム・トゥ・リード(Room to Read)」のCEOになり、途上国に本を送り、図書館を設立する。

そういう話。興味ある方はサイトや本を見てみてください。

このプロジェクトにコミットしてみようと思います。不要な本を送ります。

P246
世界を帰る手助けをするために自分の人生を少し変えてみようと思っているなら、僕の心からのアドバイスをひとつ - 考えることに時間をかけすぎず、飛び込んでみること

このセリフ、もう何年も前から染み込んでいます。大きなはけ口が見つからないので、いろんな人に会い、いろんな本を読み、やりたいことを絶対することが今のミッション。この本を読んでネパールに行きたくなりました。