MODxのDittoでRSS出力したら、summarize部分が文字化け
イケてるCMSを探せ - CSS Nite「CMSリベンジ編」に参加
久々のイベントの感想
CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」に行ってきました。CSS Niteは関西時代に行ったのが最後だから、3年ぶり。CSS Niteは僕の興味とは違うんだけど、今回はCMSがテーマだったので参加。
NetCommonsの名前が最初あったような気がしたんだけど、気のせいだったのかな。出てなかった。
すごい人だったので、興行として見てしまった。1人3500円で260名がほぼ満員。これはすごい!
だけど、開催場所のペルサール西新宿ってとこの会議室レンタル費用を見たら結構な値段だった。経費ってどんぐらいで、どんぐらい儲かるんだろ。めちゃ気になる。
僕の席は後ろのほうだったからスクリーンは見にくかった。
少人数でワークショップとかやったほうがイベントの密度は濃くなるけど、人数集まらないと儲からない。継続するにはビジネスとして成り立たせる必要があるから、やっぱ何事も継続するのは難しいんやろね。
鷹野さんが司会してたけど、関西で見たときより慣れてた。でも、なんか前はもっとやさしい感じだったような気がした。
ツッコミは最もなことばかりだったけど、ちょっと残念。
今回は、MTの次の日本産のCMSはどれだ。というテーマだったみたいやけど、そもそもMTもWordpressもブログツールなので、CMSとは違う。比べるものが違う。
それになんで日本産にこだわるんだろう。何かのツールを使うとき、シェアが高い商品使ったほうがスキルとして潰しがきく。便利でもマニアックなもの使うのってどうなんだろ。それぞれのツールも向き不向きがあるから、別に1番を決めなくていいんじゃないかな。
なんかいろんなところで僕の考えるものとは微妙にズレてた。
プレゼンしたのは、以下のCMS。順番にプレゼンするから、商品力よりもプレゼンの差が目に付きました。
人前で話す能力はやっぱ大切ですよね。僕もうまくなりたい。
WebRelease 2(フレームワークスソフトウェア)
昔に使ったんやけど、便利さを覚えていない。ページ制限がありで、50万という安いモデルがでてた。他のCMSよりハイエンドだけど、プレゼンでは他にない機能が伝えられてなかった。プレゼンの悪さが目立ってしまって可哀想。ていうか、高いCMSってこれからも売れるの?
a-blog cms(アップルップル)
簡単なそうだ。
SOY CMS(日本情報化農業研究所)
あちこち露出してますね。商品はよいと思うけど、ビジョンがよく分からない。
CMS Designer(アル・デザインワークス)
そういや、昔取引しようとした制作会社が使いたがっていた。部分的にCMS化するにはよさげ。小さいサイト向けかな。プレゼン慣れしてたのが印象的。
RCMS(ディバータ)
ASP型のCMS。エンジニアが作ったって感じ。今後はCMSもASPはありえるなあ。
bingo! CMS(アイ・ティー・ディー)
使いやすそうなUIでした。プレゼンうまかった。
Power CMS for MT(アルファサード)
関西から参加。MTのプラグイン。承認フローなどのハイエンド機能。僕には今はあまり需要がない機能だった。
Jimdo(KDDIウェブコミュニケーションズ)
セミナー後に、友達に問い合わせたら、いい商品とのこと。使いやすさが自信だそうだ。
時間が長かったこともあって、めちゃ疲れたので、懇親会は参加せず帰った。
それぞれのCMSに決め手は感じられんかった。用途が違うから、1つ選ぶとかできへん。
使いやすさがウリの商品が3つぐらいあったから、ディスカッションして欲しかった。
あと、それぞれのベンダーに自分の製品以外なら何を使うか聞いて欲しかったし、パネルディスカッションにもっと時間を割いて欲しかった。商品紹介で終わってしまったのが残念。
あと、ニックさんが、戦略は何ですか?って聞いてたけど、みんな答えになってなかった。
いいものを作って、フィードバックを得て、更にいいものを作ります。ってそういうのばかり。他との差別化の話がない。多機能になればいいというわけではないと思うんだけどな。
めちゃくちゃ素晴らしいオープンソースが出てきたらツライわけでしょ。そういう敵と戦う戦略とか聞きたかった。
だから、全く響かない。みんな同じ方向を向いてる。特に今回のCMSはオープンソースでなく、5万ぐらいの安価なものが多かった。じゃ、オープンソースでいいやん。と思ってしまう。日本ではオープンソースという考え方でのビジネスは考えにくいのだろうか。
CMSって企業が使う。そしたら、中小企業と大企業で需要は違う。確か99.6%ぐらいが中小企業だったはず。
ライセンス型のCMSは0.4を取り合って、オープンソース系や安価なCMSは99.6と取り合うのかな。
狭い日本の中で。
プレゼンしたCMSは小さい仕事を取り合うんだと思う。そうすると案件単価は安そうだし、覚えてもあんまり美味しくなさそうだから、ボクはMTやWordpressでいいやと思った。ちょっと前に少し使ったMODxとか。
帰りの電車で、NetCommonsがもし今日出てたら面白かったのに。と残念に思った。あのCMSはどう評価されるんだろか。製品力はよく分からないけど、ビジョンがはっきりしてる製品だから、うまくプレゼンすれば絶対共感者は得られたんじゃないかと思う。もったいない。
ボクは昔はいいものを作れば売れると思ったけど、その考え方は変わってきた。売れるには商品力はもちろんだが、それなりの仕掛けというか戦略が必要だ。
という感じで、イベントに行って、多数のCMSを知り、イベントについて考え、戦略について考える日となりました。
ワイヤーフレームは絶対HTMLで作るべき。MODxで制作した感想
ワイヤーフレームをパワーポイントやVisioで作る人がいますが、絶対HTMLで作るべきです。慣れれば作業時間は変わらない。要は慣れです。
昔はドリームウェーバーで作ってたんやけど、CMSで簡単にワイヤーフレーム作れないかな。と思ってMODxで作ってみた。そしたら、簡単にできた。
ドリームウェーバーっぽいと言われるだけあって、確かに概念は似てる。パンくずもメニューも動的に作れるんだから、ドリームウェーバーより簡単な気がする。
ただ、サイドメニューを動的に作る方法が分からなくて、結局テンプレートをカテゴリごと分けてしまった。
絶対テンプレートを1つで出来ると思うが、ちょっと時間かかりそうだから諦めた。
自分の親カテゴリのメニューだけを出すだけなのに。
あと、スニペットからスニペットを呼び出せたらいいのに出来ないっぽい。
以下、MODxをちょっと使ってみた感想
- ディレクトリー階層を表現できるのは管理上分かりやすい
- ページ数は50ページぐらいまでがよいと思う。大規模は向いてない。
- デザインの自由度が高い。テンプレートがページ単位で増やせて便利
- スニペット・チャンクという耳慣れない言葉が最初よう分からん
- Breadcrumbsは便利。パンくずプラグイン
以下ができない。でもなくてもよいと思う。
- 世代管理
- 複数ブログ管理
- ワークフロー
何かのサイトを運用してみよう、っと
ワイヤーフレーム作って、テンプレートとCSS変更して本サイトになるのが理想です。
- 作者: MODxフォーラムJapanese Co
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2007/05/10
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NetCommonsのセミナーでCMS調査
ネットコモンズは国立情報学研究所が作ってるCMSで、情報共有基盤システムって言われてる。先輩がコミットしてるのもあって、ちょこちょこ情報が入ってくる。なので、気分転換でセミナーに参加してみた。
デザインの自由度がどうしても気になるが、そういうのが気にならない客には売れそう。
でも、ブランディングの要素があるサイトはまあ無理です。
権限管理が必要なイントラ用が向いてそう。グループウェア的なCMSなので。
あと、学校系は確実に売れていくと思う。特にイントラで。
やっぱ売れるモノって、モノのクオリティだけじゃなくて戦略というか流れというか、やっぱありますね。
セミナー後の懇親会にも参加させてもらった。
10人ぐらいだったけど、半分ぐらいが理事の人で、なかなか興味深い話を聞けました。こんな風に物事は決まっていくのね、みたいな。
なんかちょっとだけ混ざらせてもらってる。また行こうっと。
なんか混じりたいけど、ディレクターって混じりにくいのです。ネットコモンズでも何か1つサイトを作りたいので、題材を探し中。
それと最近作りたいサイトがいくつかあるのですが、どのCMSを使おうか悩んでいます。多言語サイトも作りたい。MTとWordpressはだいたい分かるので、MODx、NetCommons、SOYで検討中
なんかいいのないかなあ。
CMSを初めて使うときは、労力がいるので困ります。
以下、セミナーでのネットコモンズ感想
- 利用ユーザとしては直感的に使えて分かりやすい
- HTMLソースは結構汚い。
- デザインの柔軟性はなさそう。デザインニーズがあるサイトには使えない。
- エントリー画面で画像をドラッグして移動したら画像が消える。
- SEOはしょぼすぎる
- エントリー予約ができないっぽい。
- ワークフローはない様子
- エントリー項目追加は簡単でよい。
- 携帯でも見れる。でも、URLは同じ。振り分けルールや対応機種は謎。
- イントラ用にはよいと思う。
- e-ラーニング機能はあまり聞けなかったから分からない。
- 利用ユーザ8000人の実績あり。